リラック随一の有名生産者でありながら、そのコストパフォーマンスの素晴らしさに世界中から引き合いのあるシャトー・ド・セグリエス。専門誌での評価も高く、パーカー率いるアドヴォケイト誌では2000円台のお買い得なワインにも関わらず、90点以上を何度も叩き出すなど、その素晴らしい品質を物語っています。

今やローヌワイン好きなら誰もが知る有名生産者ですが、現在のワイン造りの礎が出来てからまだ100年と経っていないというから驚きです。リラック村の外れにあるこのシャトーの歴史は17世紀にまで遡りますが、19世紀にはブドウ栽培ではなく養蚕や果樹園で生計を立てていました。1925年にようやくブドウ栽培が再開。

その優れた土壌ゆえ、1950年代にはリラックで最も有名なブドウ園のひとつに数えられるまでになりました。前オーナーであるアンリ・ド・ランザック氏の所有になったのは1994年。栽培や醸造での改良にも努力を重ね、独特のスタイルにより磨きをかけていきます。

そして2005年より、アンリの娘婿であるフレデリック・グラッセ氏が栽培・醸造において腕を揮っています。芽摘み、葉摘み、青摘み、パリサージュ等、今まで以上に畑仕事にこだわっており、品質の向上とともに、さらに評判が高まっています。


南仏ハーブの香り漂う、森に囲まれた最高の環境

シャトー・ド・セグリエスが所有する面積は、畑とそれを取り囲む森を足して合計で60ヘクタールあります。その内訳は、A.C.リラックに44ヘクタール(そのうち25ヘクタールがブドウ畑)、A.C.タヴェルに10ヘクタール(そのうち9ヘクタールがブドウ畑)で、残りがオリーブ園となっています。

セグリエスのA.C.コート・デュ・ローヌは全てA.C.リラックの中で造られるため、法的にはリラックとして名乗ることもできます。それををあえて格下げしてコート・デュ・ローヌとして販売するのは、フレデリックの品質に対する妥協なき姿勢の表れなのです。

畑の中を歩いていると、ローズマリーやタイムなど、野生のプロヴァンス・ハーブの香りが漂ってきます。いわゆる「ガリッグ」という風味で、この南仏特有のハーブのアロマがブドウに染みつき、ワインにもハーブ香が現れます。セグリエスのリラックは、南ローヌワインの中でも特にガリッグの風味が強く、スパイシーさ豊かな香りが特徴的です。



シャトー・ド・セグリエス リラック [2020]

価格: ¥2,700 (税込)
数量:



■シャトー・ド・セグリエス リラック [2020]

もう1本は、こちらも典型的なローヌ、リラックの赤ワイン。

17世紀からの長い歴史を誇るワイナリーで、リラックの銘醸の1件が造るワインは、ブラックチェリーの果実味とハーブを想わせるスパイシーな香り、ブドウの完熟感が感じられる秀逸さで、しっとりしたコクが心地よく、実に滑らか。こちらもローヌの王道の味わいです。

【産地】フランス/コート・デュ・ローヌ
【使用品種】グルナッシュ 50%、シラー 30%、サンソー 10%、ムールヴェードル10%
【熟成】コンクリートタンクにて12カ月熟成
【タイプ】赤ワイン・ミディアムヘヴィタイプ



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